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ウニ養殖場/北海道
北海道沿岸に位置する本施設は、地元企業が新規事業として立ち上げた、完全閉鎖循環式の陸上型ウニ養殖・畜養拠点です。ウニの飼育水温が低いことから、低水温でもろ過性能が変わらないベルデアクアの電解ろ過を導入されました。海水を一切使用せず、人工海水と電解ろ過技術により、年間を通じて安定生産を可能にします。
最大で約4万個のウニを生産し、磯焼けの原因となるウニを価値ある水産資源へと変えるだけでなく、稚ウニからの養殖も並行して行っています。さらに、餌や最適な飼育条件の研究拠点としても活用されています。
地域に新たな産業機会を生み出すとともに、持続可能な水産業のモデルケースとしても注目される事業です。ベルデアクアは水槽・ろ過システムなどの陸上養殖システム全体を納入し、計画段階から稼働後の運用まで総合的にサポートしています。

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設備設計のポイント
①病気に弱いウニへの対応
アンモニアの除去と水の殺菌を両立した、清浄性の高いろ過システムを採用
②2段式水槽による効率的な飼育
飼育容積を約2倍に拡張しつつ、清掃や作業のしやすさにも配慮した構造
③適度な水流と効率的な排泄物処理
水槽内に水流を確保し、フンや残餌を効率よく集められる内部構造を設計
④洗浄配管によるメンテナンス性向上
ゴミの蓄積を防ぎ、日常管理の負担を軽減する洗浄機能付きの配管設計
⑤モニタリング機能の搭載
設備の運転状況、水質データ、飼育中の画像などを常時モニタリング可能
当社では、ろ過システム単体でのご提供はもちろん、養殖環境全体を考えたトータルプランのご提案も可能です。「導入の可否を知りたい」「最適な規模や仕様を相談したい」など、どんな段階でも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください。
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